朝市村版和ごころ通信

オアシス版和ごころ通信 クリスマス号

メリークリスマス!和ごころ通信クリスマス号(第2号)です。白川町の山間地で農業をしていると、日があるうちは農作業で、日没とともに、寒い寒いと手をこすりながら家に入り、薪ストーブの前へ。あれ?クリスマスはどこに行った?ラジオから聴こえてくるクリスマスソングでクリスマスと実感する程度です(笑)。クリスマス商戦に乗らなくて良いので、やっぱり田舎はお財布に優しいトコロです。

冬至を過ぎ、これから少しずつ日が長くなっていきますが、寒さはどんどん増していく季節です。冬至にかぼちゃは食べられましたか?うちは、農家らしく、1個立派なかぼちゃをストックしておいたので、かぼちゃを食べて、厄除け、風邪予防に努めました!柚子湯に入れなかったのが残念ですが、農と旧暦の関係を大切にして、子供たちにもしっかり伝えていきたいと思っています。

まだ第2号のため、この通信の反響が分かりませんが、本日の朝市で感想が聞けたら嬉しく思います。今週のオススメはやはり、おせち料理に使える野菜たち!!

人参、大浦ごぼう、八つ頭、里芋、さつまいも、大根、どれも美味しく育っています! ごぼうと八つ頭、実は、和ごころ農園史上(まだ7年ですが、笑)初出荷です!ごぼうは是非、きんぴらにお使い頂きたいですね。土の香りも感じられる、THEごぼうな味をお楽しみ下さい。八つ頭は、特に、縁起物です。末広がりの「八」、頭(かしら)になる(出世する)という縁起担ぎ、子宝にも恵まれるといった思いを込めて、おせちの1品にしてはいかがでしょうか?普通の里芋に比べて、ホクホクとした食感で、美味。栄養価も八つ頭の方が高いようです。さつまいもの紅はるかは、栗きんとんの餡にはもってこいですよ!お正月のめでたい席で、和ごころ農園のお野菜が食卓に上がっていたら嬉しい限りです。お正月といえば、お餅!雑煮で食べたり、焼き餅にしたり、ぜんざいに入れたり。和ごころ農園では、最もローテクな方法で餅をついています!次のコーナーでは、和ごころ農園の餅ができるまでの物語です。

もちをつく前日に、もち米を研いで吸水開始!約1日間吸水させます。

もちをつく当日。外にある愛農かまどに火をつけます。そう、薪の直火で蒸すんです!強火にしてブクブク沸騰させながら蒸すこと約1時間。かまどのまわりはほんのり餅の香りが漂う幸せな時間です。遠赤外線の力なのか、直火の強い火だからなのか、蒸しあがりもガスとは違う気がしています。

そして、温めておいた石臼に投入!

杵でグリグリともち米を押しつぶします。

この行程が結構大事&力仕事です。ある程度つぶつぶがなくなるまで押しつぶしたら、少しずつついていきます。返す人と息を合わせながら、

愛情込めながら、ぺったんぺったんついて、もっちもちの触感になってきたら、完成!

のし餅用の袋に入れて、平らに伸ばし、冷まします。1日置いて、切り分け、梱包して、シールを貼って完成!みなさんが美味しく、笑顔で食べてもらえるように、これ以上こだわれない方法でもちをついています。ローテクは手間がかかるけど、愉しいし、美味しいんです。意外に最先端かも(笑)。

31日は少し多めについて持ってくる予定です。お正月のお雑煮にどうぞ!

次回は12月31日の出店です。大晦日なので、お客様の人出が読めませんが、今年1年のお礼のご挨拶も兼ねて、頑張って出店しますね(26日から毎日消防団の夜警なんです~)。

■編集後記

まだ、この通信をどんな形にしていくか定まっておりませんが、和ごころ農園の一幕をお伝えできればと思います。お野菜や通信のご感想お待ちしています!こんな野菜育ててよ!と言ったリクエストもお気軽にどうぞ!

URL
TBURL

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top