和ごころ農園の紹介

農園について

岐阜県加茂郡白川町黒川という里山で家族で愉しく有機農業を営んでいます。標高450mに位置し、水、空気が綺麗な場所で自然に寄り添いながら、地に足をつけた暮らしを実践中です。

お米、大豆、露地野菜(年間50品目ほど)、原木椎茸などを、合わせて1町2反ほどの面積で栽培しています。農薬や肥料も使わない無肥料自然栽培という方法で、食べて五感が目覚め、身体が喜ぶ野菜づくりを目指しています!

野菜の栽培に加え、農業体験も随時受け入れしながら、生産の現場と食卓を顔の見える関係でつなぐ活動もしています。詳細は、農業体験のページをご覧ください。

 

和ごころ農園のミッション

農産物と農業体験を通して、五感を震わす感動を提供すること

 

まだまだ道半ばで日々精進中です。

 

 

農法について

私たちは、窒素肥料などを投入せず、土や野菜たちの力で育つ、無肥料自然栽培という方法でお米や野菜を育てています。自然栽培の野菜たちは、土の中に天文学的な数ほどいるという微生物の力を借りて、ゆっくりじっくり育ちます。根を大地に広げ、自然の恵みを存分に受けて育った野菜たちは、生命力にあふれ、えぐみがない、滋味深い味になります。そんな野菜たちを育てたくて、和ごころ農園では、無肥料自然栽培に取り組んでいます。


お米も無肥料で育てています。乾燥は、昔ながらの天日乾燥(写真のようなはさ掛け)をし、ゆっくりじっくり乾燥させます。
天日で乾燥すると、どこか太陽の香りを感じられ、風味が増して美味しくなります!%e7%a8%b2%e5%88%88%e3%82%8a%e3%83%88%e3%82%a4%e9%a2%a8

天日乾燥をすることでもう1つ大切にしていることは、田んぼに昔の風景を残すこと。最近は、大きなコンバインで一気に稲刈りが終わってしまい、秋の風景が少し寂しくなっています。少しだけですが、昔ながらの風景が残っていれば、子供たちにも、文化や伝統が引き継げるのではないかと思い、手間がかかることですが、愉しみながら作業をしています。

 

ここからは、Q&Aコーナーで、よく質問されることについて回答していきます。

なぜ農家になったのですか?
カッコイイ仕事だと思ったからです!
自然相手で大変な仕事ですが、得られるものも大きい!やりがいある仕事です。

別の理由も挙げさせてもらいます。
1つ目は、小さい頃から環境問題に関心があったからです。自然の中で仕事をしたいと思っていました。
そして、2つ目は、母が病気で亡くなり、健康第一であると痛感したから。
自然の中で汗をかきながら働くことと、健康的な暮らしをすること、両方満たしていたのが、「有機農業」でした。

有機野菜、無農薬野菜など様々な呼び方がありますが、どう違いますか?

これは確かに混同してしまいますよね。
ヨーロッパなどでは、「BIO」と表記されていれば、農薬、化学肥料を使っていない農産品ということがわかります。表示制度がシンプルなので混同しにくいですね。
一方、日本は複雑になっています。
そもそも、日本では、「有機野菜」とか「無農薬野菜」という表示をするには、有機JASの認証を受けないといけません。
認証を受けるには、過去3年間、農薬、化学肥料を使わないことや、近所から農薬が飛散しない場所にあるか、など多くの条件があります。
一方で、自然農薬と呼ばれる一部の農薬の使用は認められているなど、すっきりしない点もあります。
和ごころ農園では、この認証を受けていません。
ですが、農薬、化学肥料は一切使用しておらず、有機野菜や無農薬野菜とは呼べませんが、有機JASより厳しい条件のお野菜になっていますので安心して食べて下さい。

有機栽培と自然栽培って違いますか?

これも分かりにくくなっています。
野菜を育てる方法は、農家さんごとに違っていると言っても過言ではないくらい、こだわりを持っています。
その中で、線引きすると、慣行農法(農薬や化学肥料を使う一般的な農法)と有機農法に分かれます。
有機農法の中に、
無農薬栽培(農薬は使っていない)
有機栽培(農薬、化学肥料を使わない)
自然栽培(農薬、肥料を一切使わないが、耕すなどの管理は行う)
自然農(何も投入せず、耕すこともしない)
炭素循環農法(農薬、肥料を一切使わないが、炭素資材は入れる)
などなど、様々な農法があります。
微生物を使うとその微生物の名前がついた農法になったりもします。

直接農家さんに聞くのが一番ですね。最近は、農家さんと関係をつなぐのも可能になりましたので、是非、つながって下さい!良いことありますよ(笑)

野菜を買いたいのですが、どこで買えますか?

和ごころ農園のお野菜にご興味持っていただき、ありがとうございます。
和ごころ農園では、お野菜BOXという旬の野菜を詰め合わせたセットを宅急便で販売させて頂いています。
詳細は、お野菜BOXのページをご覧下さい。1回お試しなどの相談も承っています。

直接販売では、名古屋栄のオアシス21で毎週土曜日開催されている、オーガニックファーマーズ朝市村に6〜12月の期間、月2回くらいのペースで出店しています。お近くにお越しの際は、是非お声かけ下さい!

地元では、白川町の道の駅にある、「野菜村チャオ」という直売所に夏場限定で出品しています。ちょっと高価な野菜が並んでいたら、和ごころ農園のものかもしれません(笑)

飲食店さんでは、今池炭酒家さん(名古屋市今池)、大豊軒さん(岐阜県可児市)、Toki Italian SAIさん(岐阜県土岐市)に出荷させて頂いています。

農業体験は気軽に参加できますか?

農業体験に興味を持っていただき、ありがとうございます。
和ごころ農園では、3月〜11月の期間中、随時、体験を受け入れております。私たちが普段やっている農作業を一緒に体験して頂いています。日程が合えば、気軽に参加して頂けます。
その他に、イベントとして、味噌作り、田植え体験、稲刈り体験などを実施しています。こちらは、イベント情報を参考にして下さい。

また、もっと深い農体験をしたい方向けに2つのプログラムもご用意しています。
1000本プロジェクトEDIBLE KUROKAWA YARDです。
1000本プロジェクトは、お米の自給プログラムで、区画貸しする田んぼで、田植えから稲刈りまで一通り体験して頂くものです。
EDIBLE KUROKAWA YARDは、2017年より始動の最新プロジェクトです。五感を使いながら愉しむ食育菜園で、年間プログラムになります。エディブルスクールヤードを参考にした体験プログラムで、参加者のみなさんと、様々なことを学びます。
気になった方は、EDIBLE KUROKAWA YARDのサイトをチェックして下さい!

農業体験についての詳細は、こちらのページもご覧下さい。

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